2016年

8月

29日

舛添元都知事の美術品購入の話題に嫌悪感

こんにちは。

 

Dream Artの似顔絵師の佐伯祐一です。

 

 

イベントなどで絵を描いていると、サインを求められることがあります。

 

絵を気に入ってくれて、サインがほしいと思ってもらえることは、本当に嬉しいことです。

 

でも、始めから絵の好き嫌いなど関係なく、「価値が上がるかも…」という理由で、絵を依頼されることがあります。

 

正直少し、悲しくなります。

 

もちろん、それでも私個人としては嬉しいことなのですが、「絵のイメージ」がそうだということが悲しいんです。

 

 

好きなアーティストのCDを買うときに、そんなことを思いますか?

 

贔屓にしている美容師や、ネイリストに、そんなことを思いますか?

 

稀に、思うことはあるかもしれませんが、なかなかないことだと思います。

 

でも、絵はそういう見方をされることが多いような気がします。

まだまだ絵だけで純粋に、人の心をうつようなものが少ないからですかね?

 

 

少し前に話題になった、舛添元都知事の、私物の美術品購入の件もとても嫌な気分になりました。

 

全く政治的な意味ではなくて、純粋に美術品や絵のイメージが、さらに「金銭的価値」で見られてしまうような気がしたからです。

 

 

私が絵を仕事にしている理由は、もちろん「絵を描くことが好きだから」です。

 

だからこそ、もっとたくさんの人に絵を好きになってもらいたいし、絵が好きな人が一生絵で食べていける世の中にしたいです。

 

そのためには必要なことは、絵の価値を上げることなんかじゃありません。

 

もっともっと絵を身近なものにすることだと思っています。

 

 

私なら、お祝いごとに大きなお花を贈られるより、小さなお花と絵をもらった方が嬉しいです。

 

絵を描く私でさえそう思うんですから、描けない人なら尚更じゃないでしょうか?

 

だからこそ、これからも、誰もが気軽にオーダーできる値段で、絵を提供していければと思っています。