「欲」と「幸せ」

こんにちは。

 

Dream Artの似顔絵師の佐伯祐一です。

 

 

今、幸せですか??

 

そんな質問をされれば、私は胸をはって「幸せです。」と答えます。

 

好きな仕事をして、好きな家族に囲まれ、好きな友人と遊んで、好きなことをする。

 

決して裕福なほうではありませんが、本当に恵まれていると思います。

 

もちろん、こうやって思えなくなる日が、いつかくるかもしれないという不安はあります。

 

でも、その不安も幸せの証拠だと思っています。

 

 

 

私は、“「幸せ」=「失いたくないものの数」”だと思っています。

 

先に上げたものはもちろん、細かなものを上げだすとキリがありません。

 

命はもちろん、プライドや、技術、知識や思い出。

 

失うものがない人間なんて、存在しません。

 

でもいつか失ってしまうものはあるかもしれません。

 

では、失わないためにはどうしたらいいのか…。

 

 

「欲」を持ち続けることです。

 

 

もっとお金がほしい、もっと知識がほしい、もっとモテたい、もっと幸せになりたい。

 

 

そもそも人は、欲を満たすことで幸せを感じます。

 

でも、「今、幸せだから現状維持」と思った時点で、満たすべき欲がなくなってしまいます。

 

この時点で「幸せ」は「普通」に。

 

そして、時代と年齢の変化に残されて、今あるものさえ失ってしまいます。

 

ね。「無欲」って怖くないですか??

 

 

「欲」って言葉は悪いことのように聞こえますが、「ごはんが食べたい」「眠たい」「幸せになりたい」は全て欲求です。

 

よく、お坊さんなどが「無欲」の美学を語りますが、人を超えた何かになりたいなら、それもありかもしれません。

 

 

でも、幸せでいたい(なりたい)なら、多くのことに欲深くあるべきです。

 

 

だから私はこれからも、「幸せ」に貪欲に生きたいと思っています。